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BCが育つ環境とは?

2021.09.01

ビューティ・コーディネーターの最新コラム

こんにちは!JBCA関西エリア 大阪支部BC委員長 株式会社MASHUの牧田裕貴です。

 

本日は、BC(ビューティ・コーディネーター)が育つ環境について書かせていただきます。

僕はBCであり、マネージャーを努めているいわば、ビューティマネージャーという職業をしています。

 

BCとして、お客様に喜んでいただける対応はもちろんですが、マネージャーとして、自社のBCが育つ環境を作っていくことも大きな役割としてあります。

 

「BCが育つ環境を作る。」と言ってもそう簡単なことではありません。

過去にBCを採用しては退社の繰り返しで、BC人数は4〜5人を前後する日々でした。

 

社内にはもっとBCが欲しい!そうすることでもっとお客様が喜んで頂ける環境をつくれるのに!!とずっと思っていましたが、それは僕のひとりよがりでした。

 

実際、辞めていくスタッフは、BCとして今後のキャリアが見えないと退社し、残ったスタッフは何を教育すればいいか分からない。まさに真逆の状態でした。

 

そこから、時間がかかってもいいので、入社したスタッフの教育キャリア、そして教育者側が何を教えてよいのかが明確になるように、MASHUオリジナルBC評価カリキュラムを約2年の歳月をかけて作成しました。

 

項目は約100個以上にもなるのですが、項目をクリアするごとに〇が付き、一定数の〇がつくと次のランクへUP。

 

それと同時に給与も連動することで、自分がどれだけやれば成長でき、どれくらいのお給料がもらえるのかが明確になりました。

 

すると、入社したスタッフは1つでも〇をつけようと自分の未達成の項目に取り組み、教育側もその評価表で〇がついていないところを教育することで、今までの課題だったことが解決しました。そうすることで、不思議と退社スタッフは減り、今では15名ほどのBCチームになりました!!

 

その場その場で対応する教育こそが愛情をもって成長させられていると勘違いをしていましたが、それでは教育者によるムラができる一方で、誰が教えても共通の内容になるように「仕組み化」を行うことで、同じ目的をもって成長し合あえる。その環境がまずはBCが育つ環境の第一歩だとすごく感じた瞬間でした。

 

あくまでも一例ですが、参考になれば幸いです☆

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!