みなさんこんにちは、
JBCA北陸エリア・福井支部
ボリスビアンの羽野千晶です。
先日、福井県の理容美容専門学校で2時間の授業をしてきました。
1・2年生合わせて75名の生徒さんに、『好かれる美容師とは』というテーマで、主にコミュニケーションスキルについて授業をしました。
堅苦しくなりがちな接客接遇の授業をどうやったら楽しく受講してくれるかを考えて、
人によって感じ方、考え方が違うことを理解して、お話のスタイルを工夫する『タイプ別コミュニケーションスタイル』のロールプレイングの授業にしました。
まずは、今回のテーマの『好かれる美容師とは』の、なぜ好かれる必要があるのかについて、
お客さまが美容師に期待することは技術力がイチバンですが、
『ずっとこのお店に来たい』と思う理由には、『スタッフの接客態度が良いこと』ということがイチバンです。
技術力を磨く努力は当然必要ですが、目の前のお客さまを大切に思う気持ちと対応が必要というところから、
「お客さま1人ひとりに合わせた対応力を身に付けることが、入社してすぐできる皆さんのお仕事だよ。」
というお話をしました。
そして、ビューティ・コーディネーター(BC)検定2級にもあるタイプ別診断を生徒たちにしてもらい、
まずはご自身たちがどんなタイプなのか、
タイプによって性格や自己主張の強弱、感情の強弱、自己表現の度合いなどが違うことを知ってもらいました。
ワイワイと楽しそうに診断をしてくれて嬉しかったです!!
そのあとは、タイプごとの簡単なカウンセリングの練習をして、発表をしてもらいました。
発表の際も、ただ発表を見るだけではなく「観察」をしながら見てもらい、
どのタイプのお客さまのカウンセリングをしているかを当ててもらったり、
どんな工夫をしたか、良かったところなどを伝えあったりして、一方的な授業にならないようにしました。
生徒さんたちのこれからの長い美容人生の中で、今回のこの授業が少しでも役に立つものであると嬉しいデスね!!