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立場の違う美容師の架け橋に

2022.03.31

ビューティ・コーディネーターの最新コラム

こんにちは!

JBCA北陸エリア福井支部、株式会社Lxビューティ・コーディネーターの川島ちひろです。

今回は、私がスタッフと話をする中で学んだことについてお話しさせていただきます。

 

最近年下のスタッフと話をする機会があり、

そのとき私が初めて知った言葉が「豆腐メンタル」です。

この言葉が誕生したきっかけは、カードゲームの登場人物だそうで、

調べてみると、“他人の顔色を伺って相手の反応が悪いだけで思い悩んでしまう”というパターンもあるようです。

 

教えてくれたスタッフも、“気にしすぎ”ということに悩んでいました。

メンズデビューをし、Jr.スタイリストとして働いている彼女は、後輩と先輩スタイリストの橋渡しのような存在で、

サロンワークなどでも、指示を出す姿がよく見られました。

 

もともと、どちらかというと深く考えずおおらかな性格でしたが、

“先輩スタイリストが思っている動き方と違うことを指示していたらどうしよう”という不安が、「豆腐メンタル」になってしまうきっかけを作ってしまったようです。

 

美容師という仕事は、役所や工場で勤務する人以上に、人柄を表に出して働く仕事ではないかと思います。

その人柄を気に入ってサロンに通ってくださるお客さまがいらっしゃったり、

リクルートでも、“一緒に働きたい”と思ってもらえたりするきっかけになります。

人柄を表に出して仕事をする以上、一緒に働くスタッフのフォローも、より重要になってくるのではないかと感じました。

 

 

私自身もさまざまな職業や職場を経験してきましたが、アドバイスしたり、フォローしたりする立場というのは初めての経験です。

ただ、『美容師ではない』ということが、“相談してみようかな”とスタッフに思ってもらえるきっかけに繋がるといいな、と思っています。

 

お客さまにとっても、美容師との架け橋のような存在、

スタッフにとっても、先輩美容師、後輩美容師、アシスタントと立場の違うスタッフとの架け橋のような存在でありたいと思います。