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物を売らず価値を売る

2023.03.16

ビューティ・コーディネーターの最新コラム

皆さんこんにちは。

JBCA北海道エリア 株式会社 KITの松本です!

 

今回は、商品販売についてお話させていただきたいと思います。

 

美容室に来店されるお客さまの多くは、年間10回以下の来店回数かと思います。

ほとんどのお客さまが1年の大半は自宅で、ご自身でケアをするということになりますね。

 

そのため、サロンでの効果を持続させ、キレイな髪を維持するためにも美容師・BC(ビューティ・コーディネーター)がお客さまにセルフケアのアドバイスをすることが大切になります。

髪のダメージはカラーやパーマのケミカルダメージのみならず、髪が濡れたまま寝たり、ドライヤーの熱を当てすぎたり、紫外線によるダメージなど、生活するだけでも知らず知らずのうちに負担がかかっています。

 

 

また、アドバイスをする前に、まずはお客さまを知ることが大切です。

 

例えばどこかのお店に行って、自分のことを何も知らない店員さんに、必要かどうかわからない商品をいきなり説明されると、押し売りだと感じてしまうかも知れません。

弊社で商品のオススメが上手なスタッフに、どのようにアドバイスをしているのか聞いてみると、

商品の説明をいきなりするのではなく、“お客さまの今のお悩み・普段使っているアイテム・朝髪にかけられる時間がどのくらいあるか・理想のヘアスタイル・・・”などライフスタイル等ヒアリングし、そのうえで、必要であればオススメの商品を紹介する。

とのことでした。

 

お仕上げの際にいきなり、今日使った商品の名前と値段を説明しても、そもそもお客さまは説明を必要としてない場合もあるので、押し売りされた気持ちになってしまうかもしれません。

 

病院が病気の症状に対して薬を処方するのと同じように、私たち美容師・BCも、お客さまの髪の状態やお悩みに応じて、解決改善できる商品をご提案することが大切だと思います。