皆さんこんにちは。
JBCA北陸エリア・福井支部 株式会社ボリスビアンの羽野です。
今回は「クロージング」についてお話しいたします。
私たちがお客さまにご紹介したいことはシーンによってさまざま。
- シャンプーやトリートメントなどの商品
- ご予約時のメニューより、もっとお客さまに合った施術へのメニューアップ
- これから先もずっとキレイでいていただくことをお約束する次回予約
など全てサロン運営のために重要なことです。
しかしこれらの本来の目的は「売ること」ではなく、
- お客さまにもっとキレイになっていただくこと
- キレイになることで、日々の生活を楽しんでいただくこと
- お悩みを解決すること
- なりたい、やりたい願いをかなえること
などにあると思います。
お客さまのお悩みを解決したり、願いを叶えたりするための方法として「選択してもらう=決めてもらう」のがクロージング。
お客さまに最適な選択をしていただくことがとても大切です。
提案率が低い、次回予約や商品販売に苦手意識をもっているスタッフの共通点として、このクロージングが弱いことが多いように思います。
お客さまが求めているとき、欲しがっているときは話しやすいけど、断られるのは怖いし、
必要ではないかも…、欲しがっていないかも…と勘ぐって遠慮や気後れをしてしまっていませんか?
その結果、お客さまが本当に美しくなること、変われるチャンスを奪ってしまっています。
果たしてそんなスタッフをお客さまは信用してくださるでしょうか?
こう考えると、「言わない」「やらない」というのはとても無責任なこと。
本気で真剣にお客さまと向き合う、お客さまのことを思うなら「売れる・売れない」は置いておいて、
「お話をする」ことが大切ということをまずは理解しましょう。
これはBC(ビューティ・コーディネーター)も同じです。
カウンセリングや、お客さまとの会話の中で、必要だと思うこと、ベストタイミングでご来店いただくためのクロージングはBCに必要なスキルだと思います。
私たちの想いが本気だと、お客さまもきちんと受け止めてくださいますし、怖いことなんて何もないですね。
言いにくいな…と思ったら、「お客さまのために♡」と思って、勇気をもってお話しましょう。