みなさんこんにちは、JBCA北陸エリア・福井支部
ボリスビアンの羽野千晶です。
今年9月で弊社は31期を迎えました。
今期のテーマは「ファンを増やす!」です!
毎月行っている面談も、担当を一新しました。
今まで面談される側だったスタッフも今期からはメンターとしてサポートする側に変わります。
このようになった経緯は、ここ数年で感じる教育システムの不具合です。
弊社の教育システムは、教育部長を中心に、後輩のレッスンや指導を行っていて、
ここ数年、アシスタント同士が一緒にレッスンをしたり、すぐ上の先輩がレッスンを見たり、
教育をする場が少なくなってきてしまったな・・・というのが私の思いです。
結果として、どのスタッフがどこまでレッスンが進んでいるのか、
技術面での不安や、サロンワークで必要な細かい気遣いや、心配りということができないまま、
技術(やり方)だけを習得するということが多くて、
できるかできないかだけのジャッジで入客することになるので、
お客さまからご指摘をいただくことがありました。
もう一つは、
数年前は、アシスタント同士で売上対策の取り組みや、キャンペーンを提案してきたり、
「こんなレッスンをしたい」などの声があってワイワイと活気があったりしていたなぁ…
という寂しさもありました。
入社2年目の頃に感じていた悩みや、早く合格するためのレッスン中の工夫、
営業中に見ておいた方がいい先輩の行動など、その頃に近い先輩スタッフからの言葉の方が新鮮で、
後輩の心にはストンと響きます。
また、自分のアドバイスで後輩が少しずつ成長している姿を見ることが、
自分自身の成長・モチベーションアップにも繋がると期待もしています。
先日、入社4年目でスタイリストデビューしたばかりのスタッフと一緒に、
入社2年目のアシスタントの第一回目の面談を行いました。
最初はぎこちなく始まった面談ですが、次第に笑顔も見えるようになり、ホッとしました。
今回初めて後輩の面談を担当したスタッフは、2年間私が面談をしていたスタイリストです。
もともと口数が少なく、表情も分かりにくく、黙々と仕事をするタイプで、
自分の気持ちや考えを伝えることが苦手なスタッフでした。
デビューに向けてのカウンセリングや、商品販売のレッスンなどを一緒にしていても、
上手く言葉が出てこず、声に出すまでに時間がかかるスタッフで、
テンポよく会話をする練習をしたこともあります。
なので、今回の面談も少し心配ではありましたが、
後輩の話をきちんと聞いて、アドバイスをしている姿を見て、単純に嬉しくなりました。
分かりにくくても後輩への愛情は深く、仕事を楽しむ方法と努力を伝えたいという気持ちが溢れていました。
スタイリストデビューを果たしたことで、
相手の気持ちを汲み取ったご提案だから、お客さまも受け入れてくださることが分かった
というリアルな言葉に、後輩も納得したようでした。
それぞれの活躍をスタッフ全員で応援ができる、喜べる会社であるよう、
若い世代のチカラがもっと発揮できるような31期にしたいと思います。