皆さんこんにちは。
JBCA北陸エリア・福井支部 株式会社ボリスビアンの羽野です。
新人研修の季節です。
学生から社会人へと変わる時期は、一生のうち一度だけ。
この時期に何を学ぶか、何を身に付けるかで、今後の美容師人生が大きく変わると思っています。
その大切な時期に、新入社員を迎える私たちも、どう関わっていくのかを真剣に考え、
美容の楽しさ、お客さまに喜んでいただけることにやりがいを感じてもらえるような姿を、
見せたいと思います。
弊社では、新人教育を「委ねられ人になる」というテーマで半年間行っています。
お客さまだけでなく、周りにいる人たちの気持ちを察して、理解して、適切な判断ができるようになる、
そうすることで信頼され、なんでも「あなたに任せるわ」と言っていただけるような人になることを目的としています。
一般的な挨拶・笑顔・立ち居振る舞い、社会人としての礼儀やマナーといった内容も行いますが、『こんなときどうする?』と、実際に起こった出来事を題材に、
自分たちだったらこんな気持ちだから、こういう対応をする、
というふうに、新入社員だけでディスカッションしてもらう時間を設けています。
解決策はひとつではないということ、いろんな捉え方・考え方があることを知ることが大切なので、正しい・正しくないではなく、どんどん意見を出してもらいます。
もちろんこのようなことが起こらないためには、どのような準備が必要だったか、までディスカッションしています。
サロンワークでのリアルな指導と併せて行うことで、もしかしたら…という仮説・危機感を持てたり、先回りして自主的に行動できるようになったりします。
これから新人研修に携わる方、是非参考にしてみてください。
新人さんのこの時期の「学んでやるぞ」という意識は、研修中の態度・姿勢に現れます。
その姿勢に、私も背筋を伸ばし、気を引き締めて臨む準備をしている最中です。